100kinSATのリニューアルについて
種子島ロケットコンテスト2024にて、100kinSATをリニューアルしました。 メインのマイコンを新しくして、入手できなくなった部品等を見直しています。
新しい100kinSATに関する解説記事はZennにて公開しています。 旧100kinSATに関するページはそのまま残しますが、今後は以下の記事で新しい100kinSATを対象に情報を更新していく予定です。
はじめに
このWebページは@_ymt_117が開発した初心者向けCanSat 100kinSAT(ひゃっきんさっと)のサポートページです。 「100円ショップで手に入るような安価な部品でつくれるCanSat」をコンセプトに100kinSATと名付けました。 100kinSATやCanSat競技については「100kinSATとは」を読んでください。
100kinSATは部品の購入や開発環境のセットアップなど初学者がつまづきやすいポイントを解決し、ステップバイステップでCanSat開発が行えるように工夫しています。 まずは準備編で部品を揃え、100kinSATを組み立てて開発環境を整えます。 次に基礎編で、モータの制御や各種センサの値の取得方法を学習します。 応用編では目的地への誘導アルゴリズムやログの取り方など、実際の競技で必要な技術を学びます。 また、CanSatの実験を安全に行う方法を学びます。
「CanSat競技に興味はあるけれど、何から始めたら良いかわからない」といった方に100kinSATを使って、学んでもらいたいです。
100kinSATとは
準備編
基礎編
構造
電子回路
LED・スイッチ・スピーカー
モーター
GPSセンサ
9軸センサ
SDカード
- ファイルの読み書きをしよう
- センサの値を記録しよう
パラシュート
電熱線
- 電熱線でパラシュートを切り離そう
無線
- WiFiを使って通信しよう
- BLEを使って通信しよう
応用編
9軸センサ
- 地磁気センサで方位を求めよう
- ジャイロセンサでCanSatの進路を補正しよう
- 加速度センサで落下推定をしよう
- 複数のセンサを組み合わせて落下推定しよう
SDカード
- 参照しやすい制御ログを保存しよう
- 制御の状態遷移を記録して、起動時に読み込もう